社会人院生記

おっさんの社会人大学院生日記です。

2022-01-01から1年間の記事一覧

論文の・・・

2年次になると、当然修士論文やそれに相当する成果物を完成させることになる。問題は、「何を取り上げるか?」だ。 専門職大学院となると、研究系の大学院と異なって、明確に「これを研究したい」と考えて進学する学生の割合は低い。私も考えていなかった一…

企業派遣と自腹

経営大学院(ビジネススクール・BS)の学生には、企業から派遣されている人と自腹で通っている人の2種類がいる。企業からの派遣では、学費の全部または一部を所属の企業が負担している。自腹組は当然、全額自分で支払っている。 私はヒモジイ自腹組だ。私の…

迷うゼミ選び

今、ゼミ選びで迷っている。私が属するMBA課程では、2年次からゼミに属することになる。どこに行くべきか、考えているうちに迷いが生じた。 1年次の授業を受けている最中だ。以前にも書いたが、内容はやはり大企業向けのものが中心だ。日本企業の大半を占…

後期も半分が過ぎ

夏休みが明けてから後期に入り、3か月近く経った。なかなか授業についていくのだけで大変。 社会人院生にとって勉強時間の確保は大変だろうが、未婚の私は、家事を独りで全て被ることになる。年老いた両親のこともあり、手を抜くことはできない。 加えて、こ…

中小企業

ビジネススクール(BS)の学生は様々だ。他の大学院と違い、多様なバックグラウンドを持つ学生たちと触れ合えるのは楽しいし、それ自体が勉強になる。国内では、学部卒後にそのまま進学したり、社会人経験が薄い人でも進学できるBSもあるが、実際には社会…

もうすぐ後期

夏休みもそろそろ終わり。大抵の大学院は来週あたりから後期だろうか。私は持病がきつく現れた夏休みだったので復習も捗らず、社会人院生の辛さを思い知った。前期の成績は悪くはなかったので、後期も頑張りたいが、何となく暗澹たる気持ちでもある。 社会人…

前期の成績がやってきた。

最終レポート等の課題への手応えから、もっと悪い成績を想定していたが、思ったよりずうっと良かった。単位を落としたものは当然無く、ギリギリというものも無かった。とりあえずホッとしている。 まあ、ぶっちぎりの成績ではないので、これから気を引き締め…

夏休みの過ごし方

最近の東京は、湿度が下がりやや過ごしやすいが、台風や低気圧に度々見舞われ、持病のある私は気圧の変化の影響か、しんどい。公私ともに低空飛行だ。めまいの回数が増え、集中力が妨げられる。 大学院も今は夏休み。持病に悩みながらだったのでこちらも低空…

いよいよ夏休み

課題レポートが何通つ出ていたが、ようやく前期分は全て終わり! 晴れて夏休みに入れます♪

夏休み前に

社会人院生になり、怒涛の如く過ぎ去った前期が終わり夏休みになった。とはいえ、前期の期末レポートがどさっと出ているので、暑さにめげながらも取り組むほかはない。 まあ、私の場合、持病との兼ね合いがあるので難しい点もある。大学院では周囲に伝えてい…

本を読むこと

社会人院生として大変なのは勉強の時間を確保すること。大量の課題や予復習をどうするか、だ。時間がかかるのは、文書を読むこととレポートを書くことだ。 文章を書くことは、慣れの問題もあるので一朝一夕に解決できない。仕事上、文章を書くことが多い人の…

ノート

当然ながら授業中にはノートを取る。私の大学院の場合、授業で使う資料は事前にPDFまたはパワーポイントでのデータで配られているので、それを端末に入れて何らかの形で書き込むことが一般的だ。 私は当初、A4のルーズリーフにプリントして持ち込み書き込ん…

入試の難易度?

どこの大学院に進学すればいいのか? という質問を受けた。ちょっと難しい。研究系の大学院ならば、自分の研究分野で、付きたい先生がいる大学院を選ぶのが基本だが、専門職大学院の場合はちょっと違うだろう。ロースクールならば、司法試験の合格率や勉強の…

本の持ち運び

経営大学院に入学して、最初に戸惑うのは本の持ち運びだろうか。1授業につき、少なくても2冊、多ければ5~6冊ほど購入する。他に、参照資料などを用意する必要がある。参照資料は図書室等でも閲覧できるが、経営学の資料等は版が古くなれば役に立たない…

社会人院生と時間

社会人院生となると時間の確保が最大の問題となろう。院生仲間は結構いい歳の人ばかり。仕事だけでなく、家庭や地域、自身や家族の体調の問題もある。仕事が暇だったとしても、それでも時間の確保は難しい。周囲との話題の中で、時間の問題はよく話題に上が…

良質な入門書

勢いでビジネススクールに進学したものの、なじみのない分野もあり、当然、用語等で引っかかる(笑) これは致命的だ。院生なのに。 というわけで、良質な入門書は必須だ。特に社会人として進学すると、仕事や家庭、その他で時間が喰われてしまうので、やたら…

持病と勉強と

持病を持ちながら社会人大学院生を始めた、と書いた。 梅雨に入って余計に症状は辛くなった。 頭がギリギリと締め付けられるようで、顔面も蒼白になり、目も回る。 快方に向かっていない訳ではないが、その速度が遅い。 いつになったら良くなるのだろう? と…

持病と勉強

持病がありながら社会人院生をやるということ、想像はしていたがやはりきつい。オンライン授業があるからできるようなものの、体調との兼ね合いは、まだできない。 オンライン授業では、カメラに映らない範囲で何とかしているが、通学する際にはやはり辛い。…

時間管理の問題

前回のラストに書いた通り、公私にわたりデジタル通とみられる私だが、実は紙とペンが好き。手帳やノート、ペンを使うことが好きなのだ。 今回は手帳のお話。社会人院生になった以上、これまで以上に時間管理は大切だ。 時間管理について、システム手帳とデ…

メモ・ノートの問題

社会人になって試行錯誤したのが手帳の使い方やメモの取り方だった。それからかなりの年月が経ったが、これが正解という手法を身に着けたとは思えない。今でも或る程度、試行錯誤している。 手帳の問題はまたいずれに譲り、メモ・ノートの取り方について。と…

進学に当たって

進学に当たって、家族には報告したが、別に「うかったぞー」といったことは周囲には言っていない。MBAについてはマイナスなイメージを持つ日本人も結構いるなあと実感しているからだ。 合格した際に周囲の親しい数人の友人には言ったが、やはりマイナスな反…

進学への道2

前回の最後に書いた病気の件だが、ちょっとここでは書きにくい。心当たりはあるものの医学的には原因は不明。また、同じような症状で苦しんでいる人たちと医学界、国や自治体、医師たちの間で見解がずれており、下手に書くと同病者が精神的に傷つくかもしれ…

進学への道

進学を決意すると、どこの大学院を選ぶのかが問題だ。ネット上で身バレしたくないので具体的な学校の名前は書かないが、多くの大学院を比較検討した。とはいえ、国内のビジネススクールは多くないので、オンラインで受講できる海外大学院も対象に加えた。 条…

進学動機5

2020年の春、数か月で収まると思えたコロナ禍は、ご存じの通り酷い状況となった。社会の流れに対応するのが遅い自社でも、リモートワークが認められるようになった。私の職種では機密情報を扱うことは殆どないので、名刺等の外部の個人情報の管理を除いて、…

進学動機4

資格等についてかなり調べ、資格取得者の実際も、仕事を通じて情報を集めた。中小企業診断士は確かに人気の資格だったが、大半の受験者は社内で知見を認めてもらうためだけに受験を決意していた。社内レースでも、大きく有利になることは少ないようだった。 …

進学動機3

その後も仕事の中で、時代の変化がどんどんと加速していることを感じていた一方で、自分の職場や業界は遅々として変わらない、それどころか知性を軽んじるような風潮もあり、新しい流れやテクノロジーを利用することにアレルギー反応を示すような人も多い現…

進学動機2

次の職場では、貴重な体験を積むことができたが、労働環境はかなりブラックだった。年に一人は身体を壊して退職し、その分が補充される、それを繰り返していた。生き残るのは、仕事から逃げるのがうまい人だけ。 私も数年で身体を壊した。そんなに簡単に退職…

進学動機1

当初からMBAを目指したいと思っていたわけではないが、転機になったのは2008年のリーマンショックだ。 その時、私も周囲の人たちと同様に失業した。私の実績を背景にすればすぐに次の就職先は決まるだろうともいわれたが、リーマンショックの余波は凄まじく…

はじめまして

本当は勉強をしたかったのですが、仕事などの事情で長いこと実現できなかったのですが、ここ数年、仕事の中でより高度な勉強の必要性を感じていました。 進学の動機についてはまた別に書こうと思っておりますが、MBA過程への進学動機は仕事の中で醸成されま…