社会人院生記

おっさんの社会人大学院生日記です。

修士論文

専門職大学院なので、修士論文は必須ではない。アメリカのビジネススクールの多くでは、修士論文を書くことはないと聞いているが、日本では、修論を書く、書かないを選択できるようになっていることが多い。私の大学院もそうだ。ゼミの先生の方針によるところが大きいと思うが。

私は書くつもりだ。実は、学部生時代、卒業論文を書いていない。私がいた当時、特別な授業を受けて単位を取得した者は、ゼミに所属して論文を書く必要が無かった。私はその授業で単位を取ったので、卒論を書いていないのだ。これが長いこと、心のどこかで引っかかっていた。

また、今まで書いてきた通り、私は持病があり、症状が酷いときは授業に身が入らず、必ずしも成績が良いとは言えない。せめて、論文を書いておきたい、という想いがあるのだ。

そうはいっても、テーマを選ぶのは大変。ゼミの教授に相談しているが、とりあえずのテーマを選び、それに向かって進みながら修正を施そう、ということになっている。が、「とりあえず」のテーマが、先行研究が殆どない分野なので、ちょっとビビっている。

一つのテーマを追いかけて、しっかりとした論文にまとめるという行為はワクワクもする。持病が悪化せず、できれば好転してくれることを祈るばかりだが、どこから手をつけて良いのか、迷っている自分も怖く、今後どうなるのか、全く先が見えない。