社会人院生記

おっさんの社会人大学院生日記です。

英語

 社会人として国内の経営大学院に進学した場合、問題となるのはなんといっても英語だ。同期でも、見た感じでは半数位が英語を苦手としている。国内の大学院の大半は日本語で授業を行うので特に困らない。日本特有の問題を取り上げるにはその方がスムーズだが、突っ込んで勉強するのであれば英語の論文を読まなければならないし、世界の実務家同士の意見交換は英語で行えるので、本来は必要なスキルだ。

 私は、学部生時代にはかなり英語を勉強したが、社会人になってから最初の10年は多少、英語を使う機会があったが、その後は全く機会がなくなり、今ではサッパリだ。

 読むだけであれば、DeepLなどといったアプリを使えば論文も翻訳できる。勿論、こなれた日本語ではないが、何とかならないではない。それでも、雰囲気やニュアンス、細かいところまで読み取るには自分ができるに越したことはないし、やはり世界は英語で動いているので、本来であればビジネススクールレベルの英語を身につけたいところだ。

 社会人として院生をしていれば、英語の勉強をしている時間を捻出するのは難しい。それでも、多少なりとも進めようと試みている。なかなか前には進まないので歯がゆいところだが。

 日本語に翻訳されている本が教科書に指定されていれば、原書のコピーをノートの左ページに貼り付け、右ページには当該部分の翻訳コピーを貼り付け、読み解きながら英語の勉強をしている。このやり方では、英語だけでなく中身の勉強にもなるので一石二鳥だが、何しろ時間がかかる。社会人院生として隙間時間でやっていれば、200ページほどの本でも1年近くはかかる。

 英語の問題は、ちょっと厄介だ。